俺だけが得する音声工房

２０１９年１月某日、平成も終わりに近い東京都内にある”耳かき店”に行ってきました

せっかく東京に行くので、「何か美味しいもの食べに行こうか、どこか遊びに行こうか」と考えた所、音声屋としては「耳かき屋に行くべきでは？」と思い立ちました
事前にネットでお店を調べて行きました（駅から徒歩１０分ほどのところですが、迷って２０分かかりました）

お店の雰囲気は…どうみても風俗店、怪しい雑居ビル
バリアフリーのへったくれもないやたら急な階段を登って受付へ
「いらっしゃいませ～初めての方ですか～？」と、受付で作務衣を着たインチキおじさん登場
そこでコースと料金の説明を受ける
６０分コースがおすすめ、ということで６０分コースを選ぶ

しばらくすると「通路一番奥へどうぞ」と案内され、そこに行くと着物を来た女性が
「この人に耳かきされるのか…」と考えるとものすごいドキドキする
着物と言っても、帯も締めた花魁的なガッツリ系ではなく浴衣に近いようなカジュアルな感じです

「今日はよろしくお願いしまぁす♥」声は可愛い、とても可愛い
薄暗い雰囲気だったけど、顔は童顔の可愛らしい感じ、２０代前半だろうか

「じゃ、こちらへどうぞ～♥」と案内される
部屋全体の大きさは分からないが、天井から複数のカーテンが吊られ、２畳ほどの空間に仕切られている
部屋全体で４～５つくらいに区切られていたかな？

空間の中にはテーブル等もなく、座布団が２枚置いてあるのみ
奥の方に戸棚があって、そこに耳かきや綿棒等の道具が置いてあった
部屋は薄暗くて間接照明のようなもので淡いオレンジ色の光
良く言えば「落ち着いた夜の和の雰囲気」
悪く言えば「怪しいお店」（やる事はもちろん健全ですよ！）

「お茶を出しますね～」と、温かいお茶を出してくれた
それを飲みながら今日の６０分コースの説明をしてくれる
大まかに言うと「耳揉みマッサージ、耳周りの産毛剃り、鼓膜の振動マッサージ、耳かき、頭のマッサージ、ハンドマッサージ、肩もみ、肩たたき」の流れ

女性が奥に座って、膝にタオルをかけて「左右のお好きな耳を上にして、頭を乗せてください♥」
もちろん膝枕である、膝枕（大事な事なので２）
ベンチに座った女性に膝枕をしてもらう～の様な横の膝枕ではなく、正座した女性の膝が私の肩に当るような縦の膝枕です

最初は右耳を上にして膝枕をされる私
頭を乗せると頭の上半分～耳の付け根にかけて、タオルをかけられる
ちょうど目元までタオルがかかるのでより薄暗く感じる

一番最初は耳をウェットティッシュのようなもので拭われます
「ぬぐう」と「ふく」の間くらいのちょうどいい力加減
もうすでにこの時点で何か幸せな感じがする

耳かきの前に、耳のマッサージ
耳たぶを揉んだり、引っ張ったりする、すごい気持ちいい
女性が手でそのまま触ってくれているってだけでも十分過ぎる幸せ

その後、耳の産毛を剃ってもらう事に
電池で動く小型シェーバーで、耳たぶ～耳の穴の周りまでを剃ってもらう
これがくすぐったい、めちゃくちゃくすぐったい
小型シェーバーのモーターの振動がすっごいくすぐったい、くすぐったい、変な声が出そう

産毛剃りの後は鼓膜の振動マッサージ
「？？？」という感じふでしてもらったが、どうにも私は苦手な感覚だったので途中で止めてもらいました…
多分細い金属の棒のようなものを耳に入れて、鼓膜を携帯のバイブ＋昔の黒電話の様な音のする機械で振動させるのだろう
実はマッサージの説明の時点で「鼓膜マッサージはどうしますか？苦手な方もいらっしゃるんですが…」と言われていたので、結構苦手な人もいるのだろうと思う

次は綿棒で主に耳たぶの溝の中を掃除
自分だと絶対に出来ないような動きをされてなんとも心地よい感じ、幸せ

ちなみにここまでの行為、ほとんど膝枕されながらしてもらってます
まあ幸せ、幸福、幸あれって感じです

耳たぶの掃除が終わったら、耳の穴の中へ
今思うと多分”耳かき”は使わずに綿棒のみでの耳掃除だったのかな？
耳をぐるりと回しつつも、奥の方まで入れて掃除してもらったり
はい、幸せです、とっても幸せです
「あ、膝枕されてるんだ…温かい…」と思うと尚幸せ倍増です

綿棒での掃除が終わると、アルコール？の様なものを付けた綿棒で軽く掃除
冷たいほどではないものの、濡れた綿棒を当てられてちょっとひやっとする
でも幸せです、はい
だって今膝枕されてるんだもん

塗れ綿棒の掃除も終わると、耳かきの梵天でのなでなでタイム
耳の穴はもちろん、耳たぶの溝や耳たぶの輪郭を撫でるようにポンポンされる
くすぐったい、気持ちいい、好き、幸せ、好き、ホント好き、膝枕好き

綿棒での耳像時が終わると、女性がもぞもぞ動くので「反対の耳かな～」と思っていたら…

「ふぅぅぅ～～～～…♥」

はい
耳に息を吹きかけるアレです
めっちゃ近い所から吹きかけられました
「あ！これ知ってる！同人音声で聞いた事あるやつだ！」
なんとか堪えましたが、半目角状態からの不意打ち＋幸せの二酸化炭素を感じてホントもうダメですハイもうアレです（語彙力が無い）

「じゃ、反対向いてくださ～い♥」

今まで説明してきた耳周りのあれやこれやの幸福ががもう一回です（苦手だった鼓膜マッサージだけは止めてもらいました）
ホントに幸せです、さっき感じた幸せがもう一回来ます、来ました

「ふぅぅぅ～～～～…♥」（二回目）

はい（二回目）
耳に息を吹きかけるアレです（二回目）
めっちゃ近い所から吹きかけられました（二回目）
「あ！これ知ってる！同人音声で聞いた事あるやつだ！」（二回目）
なんとか堪えましたが、半目角状態からの不意打ち＋幸せの二酸化炭素を感じてホントもうダメですハイもうアレです（語彙力が無い）（二回目）

極上の幸せ耳ふぅ～♥の後は頭のマッサージです
そのまま仰向けになって、目元にタオルをかけなおされます
目元をぎゅ～～っと押されたり、頭を指でぎゅ～～～っと押されたり
頭を抱えて引っ張られ、首を伸ばすようなマッサージも
気持ちいいです、幸福を感じます

「じゃ、次はハンドマッサージをしていきますね♥」

ここで膝枕タイム終了
別の枕に変わって「ああ…行かないで…」となる私と「まあ今から手揉むんだしそりゃな」っていう現実を受け入れる２人の私

女性は私の右手側に移動して、正座で座る
膝枕の時と同じように膝にタオルを敷いて、その上に私の手（手首部分）を乗せる
「クリーム付けてもいいですか？」「はいぃ…」もう骨抜きになってる私
手にちょっと冷たいクリームを優しく塗られていきます（多分保湿クリーム的な物）
塗り終わったら手のひらを揉んでくれたり、指を揉んだり引っ張ってくれたり、腕を撫でるようにしてくれたり
はい、これも幸せです、すっごい心が満たされていきます
これが両腕分あります
もうちょっとマッサージしてもらうためにもあと腕が４本くらい欲しいなって思いました
次回行く時にはカイリキーに通信進化してから行こうと思います

「肩たたきしますから、起きてください♥」
上体を起こしてあぐらで座る
背中から肩にかけて叩いてもらったり、時には摘まむ様に揉んでもらったり、時には撫でるようにしてもらったり
人に肩揉んでもらうってなんでこんなに気持ちいいんだろうね
もっとみんな買たたき券作ろう？ね？

肩たたきが終わって、コースは終了
「え！？もう１時間経った！？」って言うくらいホントあっという間
あと９６時間くらいされていたい、いやむしろ一生耳かきだけされる人生がいいなって思いました

会計は前払いで済ませているので、靴を履いて部屋の入口で女性が「お疲れ様でした～♥」と見送ってもらって終了

今後東京へ行く時は必ずここ来るようなスケジュール組み立てにしよう、そう心に誓いながら駅へと向かいました

途中女性に「うちのお店、どこで知ったんですか～？」と聞かれたので「最近Youtubeで耳かき動画って言うの見て…むか～しテレビで”耳かき店”ってあるの思い出して、調べたらなんかこのお店が出てきたので…」と答えましたが…
ゴメンナサイ、どっちかというとそういう動画を作ってるサイドの人間が製作の参考に行っただけでした

「こっそり耳舐めてもらえないかな…」とか思っては無いですよ？

値段は６０分５０００円くらいでした

とにかく「幸せだった」という感想しか残ってないです

レポは以上です
また今度行きます